2025.03.14

ダイバーシティシンポジウム「一歩一歩、ワクワクする明日へ! 私たちのダイバーシティ」を開催しました。

2025年3月4日(火)、ダイバーシティシンポジウム「一歩一歩、ワクワクする明日へ! 私たちのダイバーシティ」を本学ダイバーシティ推進委員会、ダイバーシティ研究センターと京都産業大学DE&I推進室との共催で開催いたしました。
ハイブリッド開催により、室町キャンパス寒梅館とオンライン参加を合わせて、合計214名の方に参加いただきました。

基調講演では、毎日新聞記者の小国綾子氏が「『多様性ってめんどくさい』と思ってしまうあなたへ」という演題で講演されました。小国氏は、これまで多様性に関わる問題に真摯に取り組んできたにも関わらず、「めんどくさい」「しんどい」と思ってしまった体験について赤裸々に告白した後、多様性に向き合う際に生じる衝突や葛藤、それに伴う覚悟と努力について、「めんどくさい」と思ってしまっても、それでもなお多様性に向き合うことの意義について、塔和子さんの詩『胸の泉に』を紹介しつつ解説されました。

ダイバーシティシンポジウム「一歩一歩、ワクワクする明日へ! 私たちのダイバーシティ」の様子

取組報告では、まず同志社大学から、文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査分析)「海外先進事例を通じた私立大学におけるダイバーシティ推進モデルのための調査研究」(上智大学との共同事業)、および「“諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ”同志社大学SDGs研究」プロジェクトの一環として実施されたダイバーシティ(多様性)に関する調査、および全学共通教養科目「同志社の良心とダイバーシティ」に関する紹介を行いました。
続いて、京都産業大学からは、これまでのダイバーシティ推進事業の概要、および学内で実施されたダイバーシティ推進に関する数々のアンケート調査、さらに2024年秋に実施された「DE&I推進に関するアンケート」の結果概要が紹介されました。

最後に、パネルディスカッション「学生から見たDEI推進 -明日元気になるために」では、本学法学部梶山玉香教授をファシリテーターとして、本学学生2名と京都産業大学学生2名が登壇しました。各自がそれぞれの立場で経験した「多様性」のめんどくささ、わかりにくさについて語り、その先にある「めんどくさいと言える社会」への展望について議論しました。

参加者からは、以下のような感想が多数寄せられました。

  • 枯れ葉一枚という具体物に寄せたアドバイスが心に残った
  • 思いがけない自分自身にも存在する感情、思いに気づかされる貴重な機会となった
  • 多様性について考えたり、行動したりし、触れることで、今まで気付かなかった視点や考え方を知れることが面倒くさくても良いことなのだと学んだ
  • 私立大学には独自性が出しやすい面があり踏み込んだ発言もできるので、羨ましく思った
  • パネルディスカッションでの学生さん達の発言には「大事なことは面倒くさい」「間違ってもイイ」「わからないことがわかるようになることがワクワク」など共感できる言葉をいただいた
  • 学生さんの率直な意見や経験談が心に響き、「きれいごと」ではない意見に刺激を受けた

今後も、一歩一歩、今日より明日が少しでも良くなるよう、枯れ葉一枚の思いを胸にダイバーシティ推進に向けた取組を続けてまいります。

文部科学省 令和3年度科学技術人材育成費補助事業 「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査分析)」に選定