多文化共生・国際理解

新島襄はアメリカでの勉学や視察を通して教育の重要性に目覚め、同志社を設立しました。そのような歴史を持つ同志社では世界に目を向けて学ぶ姿勢を重視しており、単にコミュニケーションの道具として外国語を学ぶだけでなく、世界の文化にふれ、お互いの違いを認め合う学びを実践しています。

国際教育インスティテュート(ILA)

2011年4月、英語で教授される科目のみで学位を取得できる「The Institute for the Liberal Arts(国際教育インスティテュート)」が開設されました。
さまざまな国や地域からの留学生と日本人学生が文系6学部を横断して学ぶ、同志社大学オリジナルの教育課程です。

グローバル教育センター(CGE)

2016年4月にスタートしたグローバル教育センターは、本学の正規学生および海外からの留学生を対象に、世界の中の日本をよりよく理解することを目的とした全学共通教養教育科目を、英語で提供します。また人文科学から社会科学、さらに自然・人間科学にまで及ぶ幅広い教養―リベラルアーツ―の科目において、講義や討論も、レポート・試験もすべて英語で行っています。

日本語・日本文化教育センター(日文センター)

本学の国際主義教育のさらなる推進のために、充実した日本語・日本文化教育科目の設置・提供による教育支援業務を担っています。また同時に、日本語および日本文化の世界への発信のため、本学の国際交流を担う日本人学生にも魅力あるさまざまな科目を提供したり、外国協定大学の日本語・日本研究のスタディー・アブロード・プログラム拠点としてキャンパス内に設置されている4センターに所属する留学生の受け入れ支援業務も担当しています。

継志寮

ダイバーシティ・キャンパスの具現化を牽引する、本学初の「教育寮」です。 人種、性別、障がいの有無、文化等の様々な違いや背景を持つ学生が混住・交流する環境のもと、多文化共生、地域社会との異世代共生を実践する生活を通して多様な価値観を理解し合い、その違いを新たな創造へ導く力を持つ人物の養成を目指します。

SIED(Student Staff for Intercultural Events at Doshisha)

SIED (シード Student Staff for Intercultural Events at Doshisha)は、学生が主体となり国際交流イベントを企画・実施する留学生課の組織です。本学のグローバル化推進と国籍を越えた相互理解の促進を目的として、2013年10月、国際センター留学生課に組織され、現在は両校地計約40人の学生スタッフが在籍しています。
SIEDでは多彩な国際交流イベントを実施しています。他国の学生と交流したい、様々な文化の理解を深めたいという本学学生の方は、ぜひご参加ください。

文部科学省 令和3年度科学技術人材育成費補助事業 「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査分析)」に選定