2022.04.28
同志社大学 ダイバーシティ・セミナー『企業におけるD&I推進に学ぶ』を開催
ダイバーシティ研究センターは2022年3月28日に、ダイバーシティ・セミナー「企業におけるD&I推進に学ぶ」をオンラインにて開催しました。企業におけるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進は、男女雇用機会均等法が制定された1985年以降、企業経営の戦略として30年以上の年月をかけて整備されてきました。他方、学生・職員・教員という多様な構成員によって成り立つ大学において、D&I推進の整備はまだ緒に就いたばかりの状態といえます。
セミナーでは、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社人事戦略部ダイバーシティ推進課課長松田聡子氏から「パナソニックのダイバーシティ・働きがい改革」、株式会社フロムページ顧問(D&Iタスクフォース担当)太田めぐみ氏から「インクルージョンの推進とエンゲージメント」と題して、D&I施策の社会的背景、ご自身の実践経験に基づく具体的事例とその効果についてご紹介いただきました。
両氏の講演後、植木朝子学長をまじえた対談ではアカデミアの課題を解決する糸口につながる意見交換を実施しました。最後に、植木学長より組織におけるダイバーシティ推進は必ずしも一気に進むものではないが、アンコンシャス・バイアスの解消や組織間連携による仕事の効率化など、出来るところから堅実に取り組んでいきたい旨の意志を述べて終了しました。
■5月23日(月)追記
ダイバーシティ・セミナーの動画を公開いたしました。以下のリンクからご覧ください。
<3月28日開催動画:学内限定>
※当動画は学内限定公開です。大学内のサーバからアクセスしてください。