Interview 01

部署内の皆さんの理解とサポートが、
私の不安を払拭してくれました

職員C・Uさん

安心して休業できたのは
皆さんが快く送り出してくれたから

Q1育児休業利用前に不安を感じることはありましたか?

お休みをいただくことで、課内のメンバーに迷惑をかけてしまうのではないかということが特に不安でした。また、社会人になってから初めて長期間にわたり仕事から離れるので、上手く復帰できるイメージが持てず、日に日に不安が増していたというのが正直なところです。

Q2そのような不安をどのように解消しましたか?

私の所属する部署は課員のほとんどが女性で、お子さんをお持ちの方も多くいることから、育児休業に対する理解が浸透していました。そうした環境のおかげで不安が払拭されたように思います。先輩ママさんをはじめとする課員の皆さんや課長、係長が快く育児休業に送り出してくださったことで、安心してお休みをいただけたのです。また、休業の半年ほど前から上司に取得の意向を伝え、長い時間をかけて引継ぎ業務を行ったこともスムーズな育児休業利用につながりました。

休業中には、課長が一月に一度、最近の職場のトピックスを共有する定期メールを送ってくださりました。職場の様子だけではなく、子どもの近況の話などを交えた気軽なやり取りです。当時は育児に忙しく、業務のことを気にする余裕がなかったのですが、課長とのフランクなやり取りを通して、社会とのつながりが維持できました。また、この定期的なコミュニケーションのおかげで、時短勤務制度申請などの休業明けに必要な事務連絡を気兼ねなく行うことができ、とても有難かったです。こうした部署内の育児休業に対する暖かいご対応が、不安を解消してくれました。

Q3育児休業取得前後の周囲の反応を、詳しく教えてください。

妊娠の報告をしたときに、皆さんに祝福していただいたことがとても印象的でした。仕事の引継ぎに対する相談に快く乗ってくださっただけではなく、先輩ママには育児の面でも多くのアドバイスをいただき、部署全体で受け入れてくれる暖かい空気感が心の支えになりました。また、復職後も同僚の皆さんには色々と助けていただいています。子どもの体調不良などで急に帰宅しなければいけない日があっても、安心して迎えに行くことができるのは、「早く行っておいで」と快く送り出してくださる皆さんの優しさがあってこそだと感謝しています。

子どもの成長を見守った貴重な日々は大切な思い出に

Q4育児休業・時短勤務制度を取得して良かったと感じたことを教えてください。

育児休業を利用して一番良かったと感じる点は、やはり子どもの成長を見守れたことです。育児の大変さを身に染みて感じた半年間でしたが、日々の成長が大きな0歳児の時期を共に過ごせたことは、何にも代えがたい大切な思い出になりました。
復職後は時短勤務制度を利用して働いています。そのおかげで、家事をする時間に加えて毎晩子どもを寝かしつけるまでの1時間、一緒に遊ぶ時間を確保できています。この1時間で、保育園で覚えてきたことを披露してもらうなど、働きながらも毎日子どもと幸せな時間を過ごせています。

Q5復職後のブランクへの対処や、お仕事とプライベートの両立で工夫されていることはありますか?

復職前にメールで課長と時短勤務制度などの働き方について相談させていただいていたので、復職自体はスムーズに行えました。しかし、復職のタイミングが丁度コロナ禍明けで、業務のやり方が変わり、対応するのに苦労しました。出産と育児で、自分自身の環境が変化したことに加え、アフターコロナという外部環境の変化にも直面し、最初は戸惑いもありましたが、課員の皆さんに教えていただきながら徐々に慣れることができました。この時も、皆さんの育児休業や復職に対する理解に助けられました。

また、急に子どもを迎えに行かなければならない場合に備えて、業務をなるべく前倒しで行うように心掛けています。時短勤務制度の利用により、育児休業前よりも勤務時間が短くなりましたが、優先順位をつけて効率的に仕事を進め、各業務を締め切り日より前に終わらせることができています。加えて、業務状況を部署内で詳しく共有することで、自分が急遽不在にしても業務が滞ることのないように工夫を重ね、育児と仕事の両立が可能になりました。

Q6最後に、制度への不安がある方へメッセージをお願いします。

育児休業に対する不安の多くは、私が感じていたのと同様の、「子どもと一緒に過ごしたいけど、職場に迷惑を掛けたくない」という類のものではないでしょうか。しかし、乳児期の我が子の日々を見届ける経験は、唯一無二の貴重なものです。私も、もし育児休業を取得することなく、子どもと過ごす時間が短くなっていたらきっと後悔していたと思います。
同志社大学は制度の充実に加え、私の部署のように育児休業への理解があり、快くサポートしてくださる方が多くいます。制度利用前は不安でいっぱいでしたが、制度と周囲の環境の両輪に支えていただいたことで、今となってはあの不安は杞憂だったと感じています。今は不安を感じる皆さんも、何も問題なく育児に全力を注ぐことができるでしょう。安心して制度を利用し、我が子との貴重な時間を過ごしてください。

Interview 02

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