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同志社大学・上智大学ダイバーシティ・シンポジウム
「海外先進事例に学ぶ私立大学のダイバーシティ推進モデル」を実施
同志社大学と上智大学は 2023年3月8日、ダイバーシティ・シンポジウム「海外先進事例に学ぶ私立大学のダイバーシティ推進モデル」を開催しました。
本シンポジウムは令和3年度文部科学省 人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査分析)の選定をうけ、その成果として、日本の私立大学が抱える課題を分析するとともに、海外の先進事例の調査をもとに、その解決策の提案を行うものです。
成果報告に先立ち、欧州工学分野の高等教育機関コンソーシアムであるT.I.M.E. Association 事務局長であるGwenaëlle GUILLERME氏より ヨーロッパ、STEM分野におけるジェンダーイクオリティ政策やアクションについての基調講演をいただきました。ヨーロッパでのファンディングシステムの現状や大学がなすべき点について、また、今回調査をおこなった内容のT.I.M.E. Association参画機関と日本の大学との比較についても解説いただきました。
海外調査の報告では、アメリカ・スタンフォード、ハーバード大学、ドイツ・テュービンゲン大学と、タイ・マヒドンの調査から得た事例を紹介し、日本の私立大学に取り入れる方法を上智モデル、同志社モデルとして紹介しました。また、私立大学の場合は、それぞれの大学の特色と独自性を強みとして活かした取組を行うことが、私大全体のダイバーシティ推進を向上させることにつながると提案しました。
後半は、駒澤大学 各務洋子学長、立命館大学 仲谷善雄学長、上智大学 曄道佳明学長にオンラインでご登壇いただき、本学植木朝子学長のファシリテートで学長座談会を実施しました。私立大学は建学の精神に基づいた特色を活かしたダイバーシティをすすめること、お互いのグッドプラクティスや基盤となる取組を共有して、私大全体としてすすめていくことの重要性などが議論されました。会場には50名、オンラインでは190名の皆様に参加いただき、多くのご意見をいただくことができました。ご参加いただきました皆様にお礼申し上げます。
当日のプレゼン資料含め、当事業の成果は後日、(公開可能なもののみとなりますが)随時公開させていただきます。