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同志社大学 Diversity Seminar「米国アカデミアにおけるジェンダー政策」(2023年3月7日)開催について

2023年2月10日

日本のジェンダーギャップはなぜ埋まらないのであろうか?日本のアカデミアにおけるジェンダー平等、ダイバーシティ&インクルージョン推進はアメリカからどのように見えているのだろうか?大学においてはダイバーシティ推進の議論そのものが立ち後れており、環境整備や制度、設計が急がれるところである。

そこで、スタンフォード大学アジア太平洋研究センタージャパンプログラム所長、同大学社会学部教授の筒井清輝氏をお招きし、米国におけるジェンダー政策や事例、経験をご紹介いただく。

日米の状況に詳しく、グローバルに活躍する研究者の視点から「日本のアカデミアにおけるダイバーシティ推進の課題」について対談形式でお話しいただき、課題解決の糸口をさぐる。

開催日時: 2023年3月7日(火) 15:00~17:00(予定時間 120分)

開催場所: 同志社大学今出川キャンパス 良心館RY103
https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/imadegawa.html

開催形式: ハイブリッド形式 オンライン(Webinar)での参加可
※要事前申込 ご来場の場合は3月6日までにお申し込みください。(オンラインの場合は当日正午まで)

参加費: 無料

使用言語: 日本語

登壇者紹介 (敬称略)

■ 講演1

筒井 清輝 (つつい きよてる) スタンフォード大学社会学部 教授

ヘンリ・H&トモエ・タカハシ記念講座 教授
アジア太平洋研究所ジャパンプログラム 所長
93年京都大学文学部卒業、2002年米スタンフォード大学で博士号(Ph.D.)取得(社会学)、米ミシガン大学社会学部教授、同大学日本研究センター所長、同ドニア人権センター所長などを経て、現職。著書に『人権と国家―理念の力と国際政治の現実』、『Rights Make Might: Global Human Rights and Minority Social Movements in Japan』などがある。

■ 講演2

中村 艶子 (なかむら つやこ) 同志社大学グローバル・コミュニケーション学部 教授

同志社大学ダイバーシティ研究センター研究員。専門分野は社会学(日米の女性労働)。
労務理論学会会長、人事実践科学会議理事。
2009~2010年 フルブライト客員研究員(スタンフォード大学/ハーバード大学)。
2013年TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program(米日カウンシル・東京米国大使館主催)第一期メンター・シャペロン。
2014~2023年 関西経済連合会 女性のエンパワメントのための「米国派遣プログラム」研修講師。

■ 対談

川口 章 (かわぐち あきら) 同志社大学政策学部 教授

1982年京都大学経済学部卒業。1984年京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。1991年オーストラリア国立大学Ph.D.(経済学)。メルボルン大学経済商学部講師、追手門学院大学経済学部教授などを経て、2004年より同志社大学政策学部教授。ジェンダー経済格差を生み出す社会構造の分析について研究している。著書に『ジェンダー経済格差』勁草書房、『日本のジェンダーを考える』有斐閣などがある。

■ 趣旨説明

阪田 真己子 (さかた まみこ) 同志社大学学長補佐

同志社大学文化情報学部教授、ダイバーシティ研究センター所長、ダイバーシティ推進委員会委員長。
神戸大学大学院総合人間科学研究科博士課程修了。博士(学術)。専門分野は認知科学、身体メディア論。舞踊学会監事、ヒューマンインタフェース学会評議員。学内では、障がい学生支援室長、男女共同参画推進室長、スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室長を歴任。

主催 同志社大学 ダイバーシティ研究センター

本企画はJSTダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ 女性研究者研究活動支援事業(調査分析)「海外先進事例を通じた私立大学におけるダイバーシティ推進モデルのための調査研究(同志社大学/上智大学)」の一環として行われるものです。

お問い合わせ先:同志社大学ダイバーシティ研究センター(石田・小笠原)
Email: rc-dvsty@mail.doshisha.ac.jp
TEL: 0774-65-7891