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同志社大学・上智大学 ダイバーシティ・シンポジウム「女性研究者の現在と未来」開催
2022年12月17日(土)に上智大学と共同でのダイバーシティ・シンポジウム「女性研究者の現在と未来」をオンラインにて開催しました。本シンポジウムは令和3年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査分析)の中間報告と、企業および私立大学の女性リーダーをお迎えし、女性活躍のための現状と将来に向けた意見交換を行いました。
大日本印刷株式会社 取締役 人財開発部・ダイバーシティ&インクルージョン推進室担当の宮間三奈子氏の講演「未来の女性研究者・女性管理者に期待すること〜自身のキャリアを振返って〜」では男女雇用機会均等法が制定された時代からご自身の経験と研究者から経営トップまでのキャリア形成について解説いただくことができました。
同志社大学と上智大学の調査分析の中間報告では、国内機関の調査結果を元にした私立大学の課題の分析結果を示し、ダイバーシティが整備されている機関と十分に取り組みが進んでいない機関に2極化されていることを示しました。海外先進事例の調査からこれらの課題への処方箋を提案する計画です。
後半は「私立大学トップから見た女性研究者支援の課題と今後の展望について」というテーマで、関西大学大津留千恵子副学長、千葉商科大学橋本隆子副学長、東京理科大学向井千秋特任副学長、東洋大学矢口悦子学長にご議論いただきました。
理系の分野で女性活躍が進んでいくだけではなく、ダイバーシティ推進により、様々な分野での働きやすさ、選択の多様性が進んでいくことでアカデミア、日本全体の底上げに繋がり、生き生きとした社会づくりを目指すという各大学の取り組みがうかがえました。
学内外から150名以上の参加があり、最終の成果報告への期待の声が多く寄せられました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。